Renesas RL78 I2C(IIC)は、IICAを使用すると安定する。

Renesas RL78には、複数のI2Cがあります。
IIC00,IIC1X,IIC20,IIC2X,IICA0など、ピン数によってチャンネル数が変わります。

この中で、ArduinoやRaspberryPiでは動作するが、RL78では異常動作する場合があります。
今回はサーボモータコントローラ(PCA9685)で、IIC10を使用したところ安定しなかった為、IICA0に変更したらすんなり動作しました。
これまでも、加速度センサなどで同様の症状があった為、備忘録として記載させて頂きます。
プロトコルアナライザを持っていない方は、IICA0チャネルを、I2Cとして利用する事をお勧めします。

下図のSAU0、SAU1のIICではなく、IICA0タブの「●シングルマスタ」を選択し、

設定タブ
転送クロックを、下記のように100KHz位で動作させ、セット状態に組付け後配線長と波形測定で、転送クロックを調整する事をお勧めします。